4カ月半の冬季練習を終えて、4月から2023シーズンに突入しました。昨秋に改修を終えた競技場をメインにした練習となります。
2023シーズンは13年目を迎えたOJAにとって、「中学生アスリート」の発足という大きな変革のシーズンとなります。数年前にスポ少参入の時は前例が全国各地にありましたが、中学生部門への参入は全国でもこの4月から始まるものなので、まさに前例なき取り組みになります。準備は大変でしたが、小学生~中学生にかけての最大9年間、陸上の一貫指導を受けられる環境が整いました。
民間団体の中体連主催大会への参加は、陸上競技では秋田県内で2団体となり、うち1つがOJAとなります。中学部活動としては”新参者”であり、まだまだ関係者の理解が得られにくいことも承知した上で活動を進めています。
4月1カ月を過ごしてみると、中学生ならではの難しさを日々痛感しており、土日のみ練習していた頃や小学生とは違った質があります。一般的に「チームが軌道に乗るには最低3年はかかる」と言われているとおり、初年度ならではの難しさなのだと思います。小中学生が同じグラウンドでそれぞれ高い質を求めて練習をすること、チーム運営、主体的に課題を持った練習の定着、費用面、遠征の体制など、挙げれば数限りありません。一つひとつ、1日1日の練習活動を大切にしながら日々を過ごしていきたいと考えています。
4月の春季記録会、5月の市民陸上と、ここまで2つの大会を終えました。チームとしては”少し出遅れ感”を感じるところがあり、ここから人一倍の努力による巻き返しが大切になってきます。この大切な時期を大切にしながら、他から羨ましがられるような魅力光るチームを目指していきたいと思います。