活動状況

23.5.8 2023シーズンインから1カ月

23.4.2 2023シーズンに向けて、毎日を大切に

 4カ月半の冬季練習を終えて、4月から2023シーズンに突入しました。昨秋に改修を終えた競技場をメインにした練習となります。

 2023シーズンは13年目を迎えたOJAにとって、「中学生アスリート」の発足という大きな変革のシーズンとなります。数年前にスポ少参入の時は前例が全国各地にありましたが、中学生部門への参入は全国でもこの4月から始まるものなので、まさに前例なき取り組みになります。準備は大変でしたが、小学生~中学生にかけての最大9年間、陸上の一貫指導を受けられる環境が整いました。

 

 民間団体の中体連主催大会への参加は、陸上競技では秋田県内で2団体となり、うち1つがOJAとなります。中学部活動としては”新参者”であり、まだまだ関係者の理解が得られにくいことも承知した上で活動を進めています。

 

 4月1カ月を過ごしてみると、中学生ならではの難しさを日々痛感しており、土日のみ練習していた頃や小学生とは違った質があります。一般的に「チームが軌道に乗るには最低3年はかかる」と言われているとおり、初年度ならではの難しさなのだと思います。小中学生が同じグラウンドでそれぞれ高い質を求めて練習をすること、チーム運営、主体的に課題を持った練習の定着、費用面、遠征の体制など、挙げれば数限りありません。一つひとつ、1日1日の練習活動を大切にしながら日々を過ごしていきたいと考えています。

 

 4月の春季記録会、5月の市民陸上と、ここまで2つの大会を終えました。チームとしては”少し出遅れ感”を感じるところがあり、ここから人一倍の努力による巻き返しが大切になってきます。この大切な時期を大切にしながら、他から羨ましがられるような魅力光るチームを目指していきたいと思います。 

23.1.29 秋田令和高校で練習会を行いました

23.1.29 秋田令和高校で練習会を行いました

 冬期間の特別な練習機会として青森市へ行くことが多かったのですが、秋田の陸上競技の強化セクションとの連携をより深めていく目的から、今冬から秋田市にある秋田令和高校へ行く形での練習を取り入れてみました。

 多忙のところ菅原先生&石川先生にお越しいただき、外は氷点下ながらヌクヌクと暖房の効いた屋内走路を開放していただき、スパイクを履いて高い意識の下で動きづくりやスピード練習をこなすなど、選手自身も充実した練習を積むことができたのではないでしょうか。

 

 特に菅原先生はOJAとも所縁があることもあり、指導内容そのものは今のジュニアアスリートと違いは無いものの、アプローチの仕方や言葉の伝え方は私たちも興味深く聞いていました。そして私たちアスリートのコーチは、普段と一歩引いた立ち位置で客観的に子どもたちの練習をじっくりと見る機会となり、2月以降シーズンインまでにやるべきことがハッキリとさせることができました。

 今できていること、まだまだ改善していかなければならないこと、それぞれを整理した上で今後の練習にフィードバックしていきたいと思います。

 

 石川先生が『秋田市に限らず色んなチームやジュニア指導者が一枚岩となって育成に取り組んでいかないといけない』と述べられていたとおり、こうした練習機会を通じて郡市をまたいだ交流を増やしながら、ジュニア層を強化していく必要性を感じました(あくまで中学生以上の話)。今回を一つ契機にして、またシーズンインまでにこのような練習機会を作っていきたいと思います。

 

 参加した子どもたちも、アドバイスされたことをしっかりと記録に残し、折り返しとなった冬季練習にしっかりと励んでいくことを期待しています!

2023年シーズンに向けて、確実な一歩を

IMG_7407.PNG

 あっという間に新しい年を迎えておりましたが、アスリート関係者の皆さま、本年もよろしくお願いします。

 新しい年の活動は、例年より少し早い1月3日からカクヒロアスレチックスタジアム(青森市)において始動しました。新型コロナの影響も少しずつ和らいできて、今冬は今のところしっかりと冬季練習を積むことが出来ています。今年こそは新シーズンの幕開けに向けた良い準備が出来そうな手応えを感じています。

 年始に当たっての今年のチーム方針として、

《小学生》

 まずは初心に戻り、陸上を、スポーツを楽しむところを大切にしていきたいです。小学生と中学生の練習や考え方が重複して捉えられ、アスリートそのものが『勝利至上主義の集団』と捉えられている節を懸念していて、情報発信の仕方を考えていく必要も感じています。

 しかし、ただ楽しいだけだと子どものスポーツとしては不十分です。スポーツを通じて、協調性や最低限の礼儀なども学ぶこともできますし、『ゴールデンエイジ』のこの時期をとにかく大切に過ごすことで、中学生以降の成長期に向けた伸びしろや土台をしっかりとつくっていきたいと思います。

 ①1人でも多く全県大会へ、②意欲を持って様々な競技や動きづくりに取り組んでみる、③練習内外でのあいさつや動きなどの徹底、④全県駅伝男女優勝、あたりをシーズン目標にして活動していきたいと思います。

 

《中学生》

 近年稀にみるほどに中学生が増えているのがアスリートの特徴で、裏を返すと競技の専門性を高めたいという子どもたちのニーズの表れとも感じ取れます。

 小学生同様に楽しむことは重要ですが、小学生の頃とは少し違い、より自立して、自ら決めた目標に率先して取り組む要素が高まるべきではないでしょうか。この点が昨年までのジュニアアスリート運営の反省とも感じており、練習の機会を”学びの機会”としても捉えつつ、心身ともに成長していける『人間として伸びる集団』を目指していきたいと考えています。

 中学生は部活動改革の初年度の年でもあり、今後数年間の改革の波に揉まれることになります。現時点で、アスリートも一民間スポーツ団体として、各種大会出場に向けた準備を進めています。出だしが肝心とも思いますが、「秋田の中学生の地域移行モデルはジュニアアスリートがつくる」という高い意識で取り組んでいきたいと考えています。それには子ども・保護者の連携が大切になってきますので、ご協力のほどよろしくお願いします。

 ①1人でも多く全県・東北・全国大会へ、②仲間と協調すること、③自ら掲げた目標に向かい個人個人が高い意欲を持って取り組むこと、をシーズン目標にして活動していきたいと思います。

 特に今年の中学生の動きは、以後のアスリートの礎になってきます。今年は特に大切な1年として突き進んでいきたいと考えています。

 

 

 引き続き、今シーズンもよろしくお願いします。

22.12.3 すぱーくでの冬季練習①

IMG_7333.PNG

 長い長いシーズンを終え、11月上旬には少しの休養を挟み、11月中旬から冬季練習を本格化させました!

 今シーズンの大会、練習の様子、さらにはOJA杯(コントロールテスト)の内容からもこの冬の伸ばすべきところ、あるいは改善させていかなければならないところをはっきりとさせ、じっくりと取り組むようにしています(個人・集団どちらも)。具体的にどうとはここには書けませんが、練習の合間に子どもたちとも考えを共有していきたいと思います。

 

 10月下旬から新型コロナの第8波の波を受け、すぱーくでの屋内練習はとても難しいと感じています。学校が通常運転な上、市内様々な学校から集まっているチームだからこその悩みだとも思います。冬季練習が中途半端な内容で終わらないよう、各家庭を中心に充分気をつけてほしいと思います。

 今のところアスリートの練習は、なんとか通常どおり継続させていきたいと考えています。昨年まで中断していた青森練習会も今年は再開させていきますし、長い冬季練習をしっかりと内容のあるものにしていくための”仕掛け”も用意しています。今シーズンの振り返りをまずはしっかりと行い、来シーズンの目標や到達点をしっかりと見定めましょう。

 

 本練習以外の点では、『自分からしっかりと発信をすること(これには報告・連絡・相談を含む)』『他人任せにせず、自分ごととしてチームづくりに参加すること』『関係者への挨拶の徹底』を大きな目標に掲げています。記録面以外でも、人間としてしっかりと成長していけるよう、今いるチームの仲間と協働して練習に取り組んでいきましょう!!!

 

秋シーズンも子どもたちは頑張っています!

秋シーズンも子どもたちは頑張っています!

 10月に入り、日中も少しずつ寒くなってきました!

 今シーズンは長根山が使用できない苦しいシーズンでしたが、早いもので残りは市民駅伝、チャレンジ記録会④、長距離カーニバル⑥だけとなりました。

 

 多忙によりしばらくこちらの更新が途絶えていましたが、8月~9月にかけて行われた各種大会では、小学生駅伝では女子が5度目の優勝を飾ったほか、男子も5年生主体のチームながら6位入賞と来年に繋がる期待を感じる結果となりました。どこまでいっても小学生なので、優勝こそしましたが練習量もやり過ぎないように気を配りながら当日を迎えています。3年ぶりの全県駅伝はチームでの宿泊という形も取り、ミーティングやご飯の時間を共にすることで、チームとしての団結がすごく深まったと感じ、競技面以外の子どもたちの成長を感じました。

 このほか、先に行われた中学全県新人では、多くの子どもたちの活躍が光り、ここに書ききれないほど入賞ラッシュという結果になりました。また、高校の東北新人では、混成競技においてアスリートOBの入賞など、うれしいニュースもあったところで、『中学・高校での伸びしろを大事にする』というOJAの基本理念が少し垣間見えたような気がしています。毎シーズン色々なことがありますが、やはりシーズン終盤になってくると『1年間やってきて良かったなあ』という気持ちが深まってきますね!

 

 11月には小休止を入れた後に冬季練習に入っていきます。

 その冬季練習をより内容のあるものにするためにも、10月の残りに予定されている3つの大会・コントロールテスト(OJA杯)に果敢にチャレンジしてほしいです。ここでのチャレンジした結果は、必ず来年に繋がってきます。

 シーズン最終盤、”楽しく”終えられるようにしっかり準備していきましょうね。